【書評】エッセンシャル思考は役に立つのか。感想・要約と実際の効果

エッセンシャル思考の書評・要約・感想。読書
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今回は、「エッセンシャル思考」の感想・要約・書評です。

「エッセンシャル思考」は2014年に出版されたビジネス書であり、全米でベストセラーとなりました。

私も先日読み終えましたが、一言でいうと「よりシンプルに、より成果を出すための本」です。

本記事の内容
  • 「エッセンシャル思考」の要約・感想
  • 「エッセンシャル思考」を読んで実践していていること

記事の後半では、実際に本書の内容を実践し、効果や変化を感じた点についてまとめました。

エッセンシャル思考を自分の行動に落とし込むための具体的な方法についても書いているので、是非最後まで読んでみてください。

エッセンシャル思考の概要

エッセンシャル思考の概要

「エッセンシャル思考」は、「人生においていかに大切なことだけを選ぶか」にフォーカスを当てた本です。

目の前のことをいかに効率的にこなすか(全てやる)

ではなく、

いかに自分にとって重要なことだけを選ぶか(厳選してやる)

という視点ですね。

本書のキャッチフレーズでもある「より少なく、しかしより良く」という表現が、まさにエッセンシャル思考の根幹を示しています。

エッセンシャル思考を取り入れると、努力の方向が定められ、エネルギーを最小限に留めつつも最大の成果を生むことができる、というのが本書の主題です。

エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考の違い

エッセンシャル思考を読んだ感想

エッセンシャル思考を読んだ感想

エッセンシャル思考を読んだ感想をまとめると、以下の2点になります。

  • 本当の自由とは、自ら選ぶこと
  • 自分の思考やライフスタイルを見直すきっかけとなった

本当の自由とは、自ら選ぶこと

本書を読んで真っ先に感じたのは、「自分で選ぶことこそが自由である」ということ。

「エッセンシャル思考」では以下のように書かれています。

「やらなくては」ではなく、「やると決める」。

「どれも大事」ではなく、「大事なものはめったにない」。

「全部できる」ではなく、「全部はやらない」。

この3つに共通するのは、すべて自分で選ぶということです。

いくら時間やお金があっても、情報の波に飲まれ、あれこれと手を出してしまうと、結局は常識や世間の声に支配されているのと同じです。

時間とお金を何に使うのかを自ら選択し、決定的に重要なことだけにエネルギーを注ぐ。

それによって、初めて本当の自由が生まれるのだと感じました。

自分の思考やライフスタイルを見直すきっかけとなった

「エッセンシャル思考」を読み始めた頃、ちょうど私は日々の生活の慌ただしさに追われていました。

なつ
なつ

家事にブログ、夫の仕事の手伝い、友人付き合い。本も映画も見たい… と、やることだらけ。

「エッセンシャル思考」を読んでからは、一つひとつの行動に対し「これって本当に必要?」と自問自答すようになりました。

そうすると、日常において決定的に重要なことって驚くほど少ないんですね。

私の場合、よく考えてみると絶対に外せないのは「夫との時間」と「ブログを書く時間」だけでした。

元々シンプルな暮らしをしていた方だとは思いますが、本書を読んでまだまだ削ぎ落せると感じています。

特に勉強になった内容

特に勉強になった内容

続いて、「エッセンシャル思考」を読んで特に参考になった内容や共感した部分を共有したいと思います。

トレードオフ

トレードオフとは、「何かを選ぶとき、何かを捨てなければならない」という考えです。

エッセンシャル思考の「全部はやらない」に当てはまる概念ですね。

私もブログを書くようになってから、以下の時間を捨てました。

  • 小説を読む
  • 連続ドラマを見る
  • 凝った料理を作る

正直、どれも大好きな時間なので、最初は抵抗がありました。

でも、本気で何かに取り組むのなら、趣味であっても優先度が低ければ切り捨てなければなりません。

「エッセンシャル思考」を読んで、あのときの自分の判断は正しかったと再認識しました。

サンクスコストバイアス

サンクスコストバイアスとは、すでにお金や時間を支払ってしまったという理由だけで、損な取引に手を出しつづける心理的傾向のことです。

サンクスコストバイアスの例
  • チケットを買ってしまったという理由で、つまらない映画を最後まで見続ける
  • 別れた方がいいとわかっているのに、相手との関係を切れない

これについては、私も心当たりがあります。

  • 月額制のジムに入会すると、元を取るために疲れていても通う
  • 温泉に行くと、長く浸からないともったいないと思ってしまう
なつ
なつ

つい「元を取らなきゃ」と思ってしまうんですよね…

個人的には、本書のサンクスコストバイアスの対処法が非常に参考になりました。

「もしもまだ1円も払っていないとしたら、今からこの行動に投資するだろうか?」

「今これをやめたら、何に時間とお金を使えるだろう?」

ポイントは、「今からその行為にお金を費やしたいか?」と問うことです。

先にお金や時間を投資しているから勿体ないと感じるだけであって、今から投資するかと聞かれると、大抵がノーなんですよね。

このように考えることで、進んで損切りをしようというわけです。

習慣

習慣は以下の3つの要素で構成されます。

  1. トリガー:行動を呼び起こすきっかけ
  2. 行動:実際の動作、感情、思考
  3. 報酬:この習慣を繰り返したいと思うようなご褒美
習慣の3要素

本書では、悪い習慣を変えるには、行動自体よりもそれを引き起こすトリガーに着目すべきと書かれています。

私自身、ついSNSをダラダラと見てしまうという悪い習慣があるのですが、トリガーは「スマホを開く」という行為です。

このトリガーに対策をすれば、習慣を変えられるというわけですね。

具体的にどんな取り組みをしたのか、またその効果については、次項で解説します。

本書を読んで実践したこと

本書を読んで実践したこと

「エッセンシャル思考」を読んで、実際に私が取り入れているのは2つです。

  • 悪い習慣のトリガーに対策を打つ
  • 90点ルール

具体的に実践している方法とその効果について、以下にまとめました。

悪い習慣のトリガーに対策を打つ

先程も述べたように、私の悪い習慣はSNSをダラダラと見てしまうことでした。

前からこの習慣を直したいと思っていて、「SNSを見るのは朝、昼、夜の一日3回だけにする」と決めたりしていましたが、なかなか続かなかったんですね。

そこで、「エッセンシャル思考」に書いてあるようにトリガーに着目し、以下の2つを実践しました。

  • スマホを視界の届くところに置かない
  • SNSのアイコンをスマホのトップ画面から外す

要は、スマホ自体を視界から遠ざけ、スマホを開いてもすぐにSNSにアクセスできないようにする作戦です。

実はこれ、めちゃくちゃ効果がありました。

特にSNSのアイコンをトップ画面から外すことで、スマホを開いても無意識的にSNSを見ることがほぼなくなり、自分でも驚いています。

なつ
なつ

ちょっとしたことで人の行動って変わるものですね。

90点ルール

90点ルールとは、「これしかない!」という重要な事項だけを選択するための基準です。

最重要基準を用意し、その基準に従って選択肢を100点満点で評価する。

ただし90点未満の点数は、すべて0点と同じ。

不合格だ。

90点ルールの目的はトレードオフを強化することであり、60~70点の中途半端な選択肢に悩まされないというメリットがあります。

私は、モノを買う時にいつもあれこれ悩んでしまうのですが、最近は90点ルールで選ぶようにしています。

先日も新しいケトルを買ったのですが、基準は以下の2つ。

  • 耐久性
  • おしゃれなデザイン

この2つの基準で90点以上の製品は、私が探した中では一つしかありませんでした。

値段は少々張りましたが、本当に気に入ったものは愛着が沸き大切に使うので、大満足のお買い物でした。

私は優柔不断な性格なので、即断即決というわけにはいきませんが、90点ルールによって余計な選択肢に悩むことが格段に減ったと思います。

まとめ: エッセンシャル思考は「選ぶ技術」

まとめ: エッセンシャル思考は「選ぶ技術」

エッセンシャル思考とは、つまるところ「本質を見極め、選ぶ技術」です。

良くも悪くも情報が溢れ返っている現代だからこそ、価値が光る本ですね。

特に、以下に当てはまる人にはオススメです。

  • 日々慌ただしい生活に追われている
  • あれもこれもやらなきゃ…と思っている
  • 本質を見極める能力を養いたい
  • より効率的に成果を挙げたい

是非読んでみてください。

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